ニュースセンター | プレスリリース

TDK本社の再生可能エネルギー導入について

  • 環境価値の付与されたグリーン電力へ100%切り替え実施

2021年7月1日

TDK株式会社(社長:石黒 成直)は、当社の本社が入居する日本橋高島屋三井ビルディングの賃貸人である三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 菰田正信、以下「三井不動産」)と日本橋高島屋三井ビルディングにおける当社の「使用電力にかかる非化石証書提供に関する契約」を締結しましたので、その概要についてお知らせします。

これまで、オフィスビルの入居者がグリーン電力を調達することは難しい課題でした。こうした課題に対して、昨年6月より、当社が入居する日本橋高島屋三井ビルディングの賃貸人である三井不動産に再生可能エネルギー提供スキームの検討について依頼しました。
その結果、本年4月より三井不動産がオフィスビルなどで使用する電力をトラッキング付非化石証書の使用によってオフィスビル入居者へ実質的に再生可能エネルギーとして提供する「グリーン電力提供サービス」が開始となり、それを利用することによって、オフィスビル入居者においてもグリーン電力の調達が可能となりました。
当社及び当社のグループ会社は本サービスを活用し、本年7月1日より本社(東京都中央区)において「トラッキング付き非化石証書」による環境価値の付与されたグリーン電力へ100%切り替えを致しました。

当社は、「TDK環境ビジョン2035」において、自然の循環を乱さない環境負荷での操業を通じて、「Social Value(企業の社会的価値の向上)」と「すべての人々にとって持続可能で幸福な社会の実現」を目指すことを掲げており、本取り組みはその一環として、当社本社で使用する電力のCO2排出量をゼロにするものです。

TDK株式会社について

TDK株式会社(本社:東京)は、スマート社会における電子デバイスソリューションのリーディングカンパニーを目指しています。独自の磁性素材技術をそのDNAとし、最先端の技術革新で未来を引き寄せ(Attracting Tomorrow)、社会の変革に貢献してまいります。当社は各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。主力製品は、積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、ピエゾおよび保護部品等の各種受動部品をはじめ、温度、圧力、磁気、MEMSセンサなどのセンサおよびセンサシステムがあります。さらに、磁気ヘッドや電源、二次電池などです。これらの製品ブランドとしては、TDK、EPCOS、InvenSense、Micronas、Tronics、TDK-Lambdaがあります。アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、自動車、産業電子機器、コンシューマー製品、そして情報通信機器など幅広い分野においてビジネスを展開しています。
2021年3月期の売上は約1兆4790億円で、従業員総数は全世界で約129,000人です。

報道関係者の問い合わせ先

担当者 所属 電話番号 メール
大須賀 TDK株式会社
広報グループ
+813 6778-1055 TDK.PR@tdk.com